足の癖によってブーツチューンは違います。
貴方の足はどっち?
その足をエスキモーでは、
カスタムインソールを製作して、
補正や調整をしています。

何故痛い?足の歪みと痛みのメカニズム。

足が痛いのはブーツ(靴)のせいにしていませんか?それともご自分の足が他の人と形が違うので諦めて我慢していますか?変形した足(出っ張った部分)のところを広げれば良いと考えますか?
我慢は損です。伝達性もロスしています。ここのページではその辺をちょっと解説いたします。

足の痛みは大きく分けて3通りに考えます。

  1. 突起部のアタリ。踝、踵、小指の付け根、舟状骨、拇指球などの骨の部分。立っているだけでも痛い場合。
  2. 突起部のアタリ。踝、踵、小指の付け根、舟状骨、拇指球などの骨の部分。運動を始めると痛んでくる場合。
  3. 腱や筋肉の疲労
  • の場合はブーツ装着後すぐに痛み出します。この場合はブーツのシェルを足の凹凸に合わせて加熱変形加工を施します。
  • の場合は角ずけや加重の動作を始めるとブーツの中で足が動いて骨の部分がシェルに擦りつけられるようになり痛みが出ます。この場合はシェルの加熱変形加工と共にフットベット(カスタムインソール)による足の裏の支えを施しブーツに納まる足のバランスを整えます。
  • の場合はスキーの操作、運動をすると段々痛みが増してきます。(足裏に正確に圧が分布出来ないブーツで無理やり加重し操作をしていると痛くなります。部分的に腫れることもあります。)やはりフットベット(カスタムインソール)による足の裏の支えを施しブーツに納まる足のバランスを整えます。 以下では足の症状やバランスのとり方を解説いたします。

足の歪み(骨格的に)は大きく分けて2種類に分けられます。

  • 土踏まずの少ない偏平足・・・回内・外反足
  • 土踏まずの大きい足・・・・・・・回外・内反足
  

左・内反の土踏まずの大きい足のインソール。右・踵の外反の土踏まずの少ない足のインソール。インソールの形は一目瞭然だけど、アーチ部のサポートの硬さたブロック材の硬さ、形状も異なる。

偏平足編痛みのメカニズムと伝達のロス。

最近現代人には非常に多く見られるのは扁平足です。言うまでもなく土踏まずを支える腱が緩みアーチの劣化、踵骨の内側への傾斜がおおく見られます。

  

踵骨が内側に大きく傾きますと脛骨、距骨、舟状骨がインサイド側によってきます。その反面つま先は外側を向いていきます。そう、軸線が外を向いてくるのです。
足首周りは内側にふくらみつま先は外側を向こうとしますので、結果的には第五趾の痛み、舟状骨、内踝のあたりが出ます。痛いです。(>_<)


カスタムインソールの製作時のウィンドラス効果!アキレス腱の角度に注目!

偏平足の軸線のずれはトップが外側に開きますのでスキーはシェーレン状になります。よくスキーのテールが重なります。ターン始動期にはイメージしたターンの軌道よりトップ部は遠回りしますので腰や膝を必要以上に内側にしぼらなければなりません。よって切り替えのときに腰や膝の返す量が増えますので切り替えに時間がかかります。また腰が周り気味になりますのでテールの切れも悪くなりターン後半が間延びして次のターンに入りにくいのです。これはカント調整の領域にも入ってしまいますが土踏まずとカント調整は非常に関係が深いのもそのせいです。舟状骨や第五趾(小指)が痛いのをシェルを広げて解決しようとすれば広げた分だけ足の軸線はさらに広げた方向にずれていきます。特にロングターンの安定感がありません。

どうやって調整?扁平足!

やっぱりインソールです。インソール成型の時に外反を補正と膝の向きを補正しながらカタドリします。ウィンドラス+バキューム成型+ブロック加工で外反しようとする踵、土踏まずをガッチリサポートします。土踏まずと外反しようとする踵のサポートを強化しつま先を内側に向けます。舟状骨周りは症状によってシェルの加工をします。フォーミングのインナーブーツも強力なアイテムです。Snowboardの方金具のスタンスの角度がかなり変わり踏ん張りが利くようになりますよ!

外反の足のインソール。土踏まずのアーチが少ない。基本的には縦アーチ部には剛性をもたせ、硬めのアーチフレックスを使用、外反を最小限に保つ。

内反足(ハイアーチ)編痛みのメカニズムと伝達のロス。

土踏まずが多く甲が高い足は一見健康そうです、扁平足より障害が少ないのですが最も調整の難しい部分が沢山含まれています。

 

今度はハイアーチな足です。
踵の骨は外側に傾きます。ちょうど外踝をアウトサイド側に押し出しつま先を内側にひねった形をしています。舟状骨が内側にせり出す事はまれですのでインサイド側の問題は余りありません。
体重が第五趾(小指)側に集中しますので、痛みや痺れが良く出ます。アーチが強いため足長が短くなる割りに甲が高くボリュームが出ますので調整やサイズの設定が難しいでのです。
扁平足とはまったく逆に歪んでいるのですがお互い第五趾(小指)が痛むのは面白い現象だと思います。(メカニズムは違いますが)また、カントの面でも膝が内側に回るのも同様です。

内反の足、特に左の踵の内反が強く、体全体が左へ傾いている。下肢の写真だけ見てもそれが見える。ブーツを履いている感覚は、外側のエッヂに強く乗っている。

両足均等なウェイトの感覚で直立の姿勢。赤いラインを引かなくても左に傾いているのが見える。

上のスタンスのまま前傾をしてもらう。左膝が激しく外を向く。

上の写真と同様。両足に均等に加重しながら直立の姿勢。やはり左に傾く。

そのまま前傾姿勢。踵を内側にひねると膝は内に移動するが、かなり不自然だと言う。

インソールかたどりの図。だいぶ左右のバランスが整っている。特に左の踵は外反の足の動きの要素を強調し、内反から外反に導くようにインソールのかたどりをする。当然ブーツのシェルにも、踵部の外反の動きの要素を取り入れチューンする。結果は両足揃うことになる。

ハイアーチな足の軸線のずれはトップが内側に向きますので、アンギュレーションが強く出ます。
スキーのトップはプルーク状になります。不正地などでよくトップが重なります。ターン始動期にはターンの軌道より外足のトップが内側に回り込んでくるような感じがします。足の接地面積が少ないので土踏まず周辺の踏分(切り換え)がしにくく踵の踏みにくい感じがします。
前傾過多や後傾が多いようです。拇指球で強く踏むとスキーはクルリと回ってしまう感じがします。”回りすぎる感じなら回らない扁平足よりいいじゃない?”とよく言いますが時代がカービィングですので回り過ぎないように操作して滑るのは難しいのです。

どうやって調整?ハイアーチ!

カスタムインソールとシェルの加工を併用して調整します。インソールはカタドリの時に内反と膝の向きを補正しながら行います。もちろんウィンドラス+バキューム成型+ブロック加工です。
イメージ的に表現すれば、拇指球を下げつま先を外側に向けます。踵も外側に傾かないようにサポートをします。トリッシャムでの製法が多くなりつつあります。

内反の足のインソール。外反のパターンとは異なり、縦アーチ部にはしなやかなアーチフレックスを必要とする。ブロック材の硬さも異なる。