new version the modulo concept full custom insole by sidas
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06’シーズン導入のモジューロコンセプト。このカスタムインソールは、既存のインソールのラインナップからセレクトしカスタム加工するのではなく、インソール自体をフルカスタムセレクトして製作し、バキュームモデリング又はトリッシャムにて足裏を立体コピー。石膏で足の裏を再現し、仕上げていく方向になりました。シダス本社では、今までのConform'ableと医療用のPodiatechとの融合の位置付けです。さらに15シーズンのモジューロ・インソールは新ベース素材やレインフォースメントにニュータイプが加わりました。さらに2021シーズンはニューマテリアル登場で一段とパワーアップ。
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new vacuum system!
2011シーズンより、ニューバキュームシステム導入です。HD Vacuum U。この新バキュームは、モデリングするニューシリコンパッドがリニューアル。パットの面積、厚みが大幅にアップ。パットの素材も柔らかく変更。スタンスが広がりよりリアルなカタドリが可能になった。
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Step 1 Research
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まず、ユーザーの足の状態をリサーチ。フットプリントや、直立姿勢や、片足立ち姿勢、ヒールリフト、屈伸、片足屈伸などにより踵の内反・外反、前足部の回内・回外、ボール部のアーチの状態を調べます。
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Step 2 Blanks
インソールの使用目的別やシューズの種類を考慮し、インソールのベースとなるブランクを選択する。
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スキー、スノーボード、アイススケート、インラインスケート、アイスホッケー等の靴底の反らないタイプの履物用。
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革靴、パンプス、バイク等の薄めの素材
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各種スポーツシューズ、トレッキング、テレマークスキー、クロスカントリースキー等に
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つま先のクッション装着モデル、走る、飛ぶ等の前足部の衝撃吸収&反発を兼ね備えたタイプ、ラン、テニス、バスケット、エアロビクス等
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08’新登場のつま先のクッション装着タイプの厚みの薄いバージョン。スパイク系の隙間の少ないシューズに対応。表面の素材も新タイプで磨耗に強い。
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Parts select
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Mid Foot Reinforcements
中足部のサポートをする部品。単純に硬くするだけではない。縦方向はソフトに内外方向には硬く!などの調整が出来る。
Rear Foot Reinforcements
踵骨の内反・外反を調整したり、安定感のない後足部をサポートする部品。
Elements
ヒールのクッションや、拇趾丘の裏の素材をセレクトする。
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Step 3 Arrangement
レインフォースの構成をセレクトする。
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Step 4 Customize
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08’の新素材のベース。これはスパイク用。アスリートバージョンU。
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ウィンターハードバージョン。特にアーチ部分と踵のサポートが強い。
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ウィンターハードバージョン。アーチはしっかりしている、アウトサイドにパワーが逃げる足用。
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ウィンターハードバージョン。アーチは滑らかに踵のサポートをしっかりさせる。
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ウィンターハードバージョン。踵の外反が強い足用。
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ウィンターハードバージョン。パワーがあるんだけど足の裏の接地面積が少なく不安定な足用。
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ウィンターハードバージョン。パワーがありガンガン踏みつけられる人にお勧め。
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アスリートバージョンT。アーチ部の強い反発が特徴。ハンドボールの選手がリクエストしてきた。
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アスリートバージョンT。オレンジの部品より軽量。
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アスリートバージョンT。踵の外反のテニス用。
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アスリートバージョンT。フットサルのシューズに作ってみた。
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アスリートバージョンT。モーションTX同様のパターンだけどAFX入りで踵を強化。
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ゴルフバージョン。母趾丘のビスコテンが特徴。
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ゴルフバージョン。腰の前方向の傾斜のある人用。
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スタンダードなトレッキングバージョン。ウォーキングにも良好。
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ウィンターソフトバージョン。スノーボードフリースタイル、ジブ、ノルディック、テレマークに。特に横方向のサポートが良い。
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ウィンターソフトバージョンのAFX入りのタイプ。ちょいと固め。
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スリムバージョン。バイクタイプ。自転車ね。
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スリムバージョン。のスタンダードタイプ。革靴などに適応。
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スリムバージョン。特に足の接地面積の少ない足用。
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スリムバージョン。革靴用。パンプスにもOK。ボリュームのある足に。
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スリムバージョンのハードタイプ。
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スリムバージョンの2/3タイプ。シューズの底敷きをはがさずに、このインソールを入れるだけで使用できる。余裕の少ないシューズ、パンプスに使える。シューズ間を手軽に入れ替え使用できる。カップ型インソール。
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ウィンターハードバージョン。何だけどむちゃくちゃ硬い。お勧めしないけど。
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ウィンターハードバージョン。相当硬かった。ブロック加工はお勧めできない。
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ウィンターハードバージョン。これが一番硬い。むちゃですよ。
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新兵器!と言いつつもう5年目のModulab by sidas 底から加熱&吸引してインソールのベースとレインフォースメントを圧着する。
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インソールのベース(Blank)に、レインフォースメントを装着する。
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Modulab が温まったら、インソールを乗せ、時間をセット!
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吸引開始!表面のラバーが吸引されインソールのベースとレインフォースメントを圧着!
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Modulab で圧着されたインソール。レインフォースメントの淵が滑らかになる。写真じゃ見えないかも。
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Step 6 Correction & Moulding
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HDバキュームマシーンでモデリング。ウィンドラスメカニズムにて矯正してかたどる。踵骨の外反はアーチを強調し内反の方向へ補正し、内反の足はアーチを緩め母趾丘を下げるように外反に導く。
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Step 7 Die drawing
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かたどりされたインソール。このHDバキュームでかたどりされたインソールだけでも、以前のミニレザーでの成型のインソールとは違いが明らかだ。
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New Trittschaum Correction & Moulding
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07’シーズンより導入の、立体足裏採取器”トリッシャム”による3Dコピーによる足裏の採取。
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”トリッシャム”に写し採った足裏のコピーに石膏を流し込み、完全なる足裏のモデルを作り上げ、その石膏の足をベースにインソールのかたどりをする。Sidas
Modulabo で吸引してかたどりをする。
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”トリッシャム”&石膏足&modulaboよって出来上がったインソール。このインソールの裏面にブロック加工用の素材を貼り付け、更に石膏足とmodulabで吸引圧着をする。
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07'の新素材のパターン。金色のパーツが新素材。アルフィックスAFX2。薄くて硬い。
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これも新素材。アルフィックスAFX1。
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AFX、これはシダスの営業の人が持って来てくれたサンプル。当初この金色のパーツは成型できない素材とインフォメーションされていた。要するに成型や熱のかけ方が難しいんだね。
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07’シーズン登場のAFXの金色のパーツは、踵の湾曲を作り出すのが難しい。そう素材が伸びないからね。なんとか工夫するといい感じで出来上がる。1つ上の写真はシダスの工房で作ってきたもの。
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2007東京マラソンを走りぬいたインソール。全てのインソールがブロック加工するわけではない。走る、跳ぶ、歩くは基本的にはプレーンタイプでいく。シューズ用のインソールでブロック加工を必要とするにはそれ相当の理由がある。足に障害がある場合ね。
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Step 8 Block Processing
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スキー、スノーボード等には定番の仕上げ。eskimore モジューロ・インソール・ブロックタイプ。
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裏面のブロック加工処理。中足骨頭部分より後方に接着剤を塗り、ブロック素材を貼り付ける。ブロック素材は8mm厚のシートを貼りサンディングして仕上げる。このとき土踏まずのアーチの縦方向のフレックスの調整と横方向のねじれの調整によって内反・外反の補正が出来上がる。
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08’シーズンからの新登場のブロック素材。通称”ブラッキー”今までのブロック素材より圧縮してあり硬さがある。
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